中型自動車免許を取ろう!(第二段階編)

中型免許を取得するため、8年ぶりに教習所に通っております。以前、第一段階の模様をお伝えしました。

そしてこのたび、ついに卒業検定に合格しました!教習所のスケジュールと私のスケジュールが合わず、予定より少し後ろ倒しになってしまいましたが、教習開始からぴったり2ヶ月で卒業することができました。

ということで、前回の予告の通り、仮免許取得後の教習第二段階の様子について、つらつら書き連ねていこうと思います。

中型トラックで初めて公道へ

第二段階にステップアップするにあたって最大のポイントは、なんといっても、教習所内で閉じていた教習から解放されて公道に出ることですよね。

ということで、第二段階1時限目からさっそく公道へ出ました。

教習所内よりは道が広いとはいえ、やはりトラックはデカいので、車線がものすごく狭く感じます。ましてや、教習所のトラックは6トンの特定中型。中型トラックの中でもかなりデカい部類の車両で、2007年の法改正前は大型に分類されていました。

さらにスピードも速い!60km/h制限の道路では、教習所内で使うことのなかった5速のギアまで使用します。大きい車なのでスピードを出したときの恐ろしさもひとしお。今まで軽トラ以外のトラックで公道を走った経験といえば、大学の頃に学祭の準備で乗った日産バネットトラック(最大積載量1t)が唯一でしたが、それとは全く違う。(当たり前だろ)

そんなこんなで、1時限目はまず、車体を車線の中央に維持しながら速度を維持するので精一杯。

そして右左折時のオーバーハングも怖い!曲がろうとしているトラックの横でも、ちょっとした隙間さえあれば一般車は容赦なくすり抜けていきます。トラックの特性を知っていたら、とてもじゃないけどそんなことはできませんが、大半のドライバーはそんなもん知らんのでガンガンすり抜けていきます。初めて公道走ってるんだぞこっちは!

あと道の真ん中が工事中で歩道を一部臨時の車道にしているような変則的な道もありましたね。初めて公道走ってるんだぞこっちは!(2回目)

とはいえ多摩の道は比較的広いんで、これでもまだ楽な方なんでしょうけどね。ほんと都心のトラックドライバーとかどうやって走ってるんだ?

まあそんなこんなで3回ぐらい公道を走った後、一旦教習所内の教習がしばらく続きます。実は第二段階でも所内の教習がないわけではありません。

方向変換

第二段階の所内科目は2つ。「方向変換」と「縦列駐車」です。普通免許にも似たような科目はありますね。縦列駐車なんか苦手な人も多かったのではないでしょうか。卒業検定では、路上走行に加えて「方向転換(右)」「方向転換(左)」「縦列駐車」の3つの中からどれか1つが出されます。どれが出るかは当日まで分からないので、全部の練習が必須です。

さて、まず比較的簡単な方向変換から。T字形で行き止まりのコースに頭から入って、コースの形を利用して方向を転換し、最初とは反対向きに出て行くという科目です。

まあこれは普通の駐車と特に変わりはないので難しくはないですね。バックする時はタイヤを目視やミラーで確認しながら、縁石に乗り上げそうになったらハンドルを緩めるなり何なりしてやるだけです。出る時は第一段階でやったクランクと同じ。

これを「┣」「┫」の2パターンやります。どちら向きでもできるようにしないといけません。

私は方向変換に関しては教習中一回も失敗しませんでした。

縦列駐車

場内科目ではこっちの方が難しいです。

とはいえ、自車のタイヤの位置を把握していれば思ったほど難しくもないですね。タイヤの位置を見て、適切なところでハンドルを全開に切り、ある程度切ったらハンドルを戻して真っすぐ下げ、最後に反対にハンドルを切って車両の向きを整えれば完成です。しかもトラック用の縦列駐車スペースは広いので、普通車の時よりも楽な印象でした。

ちなみに、検定本番では縦列駐車に失敗してもやり直し1回までは減点なしだそうです。甘いですね。

方向変換は難なくできた私ですが、縦列駐車は何回か失敗しました。まあ最終的にはできるようになりましたけどね。

後方間隔

これ、本稿の執筆時点のWikipedia「卒業検定」の項目に「中型自動車の課題」として載っているのですが、いつからか廃止されたようで、現在卒業検定にこの課題はありません。ただし、教習内でお試し程度には実施しました。

具体的な内容は、縦列駐車が完了してからさらに後退し、後方のポールとトラックの距離が50cm以内になるまで近付けるというものです。深視力が試されます。

しかしまあ運転席から見ると後方のポールとトラックの荷台との距離感がまったく掴めないんですよね。あと「ぶつかったら怖い」という本能もありますし。何度やっても離れすぎで、何度もやり直しました。これが検定科目からなくなっていて本当に良かった。

シミュレーター

雪道とか濃霧とか強風とか、あるいは危険運転の他車がいる状況とか、そういう普段は体験できない内容をシミュレーターで体験します。

なんかシミュレーターが3回ぐらいありました。思ったよりシミュレーターの配分が多い。第二段階8時限しかないのにそんなにシミュレーターに割いて大丈夫なのか?と不安になってきました。もっと公道を走る練習をさせてくれ。

あと、3D酔いしました。私Minecraftでも酔うんですよね。ForzaHorizonでも酔う時は酔う。やはり2Dゲームが一番良いですよ。何の話だっけ。

危険運転の体験

中型免許取得後はやはりトラックを運転する人が多いということで、荷物を積載した状態での運転や、オーバースピードでのカーブ進入などの体験を教習所内で行いました。

くっそ怖い。ただでさえ半径の小さな教習所内のカーブに荷物積載したトラックが30km/hもの猛スピードで突っ込んでいく体験。恐ろしかったっすね~。

ちなみに、この時だけは普段の中型トラックではなく準中型の車両を使ったんですが、やっぱりちっちゃくて運転しやすかったです。

この体験が終わった時間で少し縦列駐車と方向変換の復習ができました。公道は走ってません。

みきわめ

久しぶりの公道です。なのにもう「みきわめ」です。時間配分おかしいだろ。もっと公道を走らせてくれぃ!

マジで久しぶりの公道に文字通り右往左往しながら走ります。暗雲立ち込める。一応、みきわめの判子はもらえましたけどね。

卒業検定

ついに卒業検定の日がやってきました。4回しか公道走ってないのに?

上記項目を全てこなすことができれば受かります(そりゃそう)。

あっそうそう、仮免試験の時の合格点は何故か甘めの60点でしたが、卒検の合格点は他の車種と同じ70点です。

めちゃくちゃ緊張しました。なにしろ、試験に落ちた場合は補習と再試験が必要で、その場合追加料金がかかりますからね。必死こいてやりましたよ。

場内科目ガチャの結果は「方向変換(右)」でした。こちらは難なくクリア。いや別にこっちは恐れてなかったんですよ。一回も失敗したことなかったし。

一方で路上の走行は、マジで公道を走った回数が少なすぎて不安でしかなかったです。国が決めたカリキュラムなのでみんなこの条件なんだと思うんですが、いくらなんでももう少し公道を走らせてほしかった。

とはいえ、結果は一発合格。補習と再試験の追加料金は払わずに済みました。仮免の時は点数を聞かなかったですが、今回は点数を教えてもらえて、交差点左折時の大回りで5点の減点を喰らってました。まあ、練習不足にもかかわらずその程度で済んだなら万々歳でしょう。

ちなみに、一緒に乗ったもう1人の教習生も合格してました。仮免の時は一緒に乗った人が1人落ちてて、隣でどんな顔したらいいかわからなくてガチ気まずかったです。やはり全員受かった方が気持ちが良いですね。

そういえば、どうでもいいんですけど、終了検定や卒業検定で、他の教習生の検定に同乗したり、逆に自分の検定に他の教習生が同乗していたりといった経験がある人も多いかと思いますが、あれって試験の立会人的な意味があるらしいですよ。教習所側からは全然そんな説明なかったですけどね。私も最近初めて知りました。一見すると2人しか乗れなそうなトラックも、後部座席が2つ用意されており、他の人の検定の時はそこに乗りました。居住性は最悪でした。

おわりに

ということで、無事自動車学校を卒業することができました。最終学歴も自動車学校卒にアップデートです。

やったぜ。

会社員をやりながらでしたが、2ヶ月で免許を取得できたのは、かなりスピード感があるほうだったと思います。

これにて法的には車両総重量11t未満かつ定員29人以下かつ最大積載量6.5t未満の車を運転できるようになりました!しかしこの免許を活かす機会が将来あるかどうかと言われると……。ないでしょうね……。

初めてトラックに乗った時は「こんなんで免許取れンのかよ……」と震えていましたが、なんとか一度も試験に落ちることなく合格することができて本当に良かったです。そして今思えばトラックの運転はとても楽しかった。今すぐには取らないですが、ゆくゆくは大型免許にもチャレンジしてみたいかも。

あと、そういえばMT車を運転することができるようになりました。忘れてたけどよく考えたらこっちが元々の目的でした。

というわけで、私の免許はこれから「中型」です。最近では免許証画像の流出なども話題ですが、私を名乗る人物の提出した免許証が「普通(AT限定)」だった場合、それは流出したデータから作られた偽物ですので、皆さんよろしくお願いいたします。

それでは、次は大型でお会いしましょう。(時期未定(教習所費用が高いので(トラックドライバー不足ってこれのせいもあるんじゃねーの?)))

投稿者: Kasumi

東京都青梅市在住。鉄道マニア。

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