「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉をご存知ですか。
天正10年、織田信長の軍勢によって焼き討ちにされた恵林寺の僧・快川紹喜が、焼かれながら発したとされる言葉です。
「無念無想の境地に到達していれば火さえも涼しく感じられる」という意味です。日常生活であまり意識することの多い言葉ではないかもしれませんが、私は今までの人生22年の中でもっともこの言葉を意識せざるを得ない状態になってしまいました。
数日前、自室のエアコンの室外機から変な音がしたかと思ったらすぐにぶっ壊れ、うんともすんとも言わないような状態になってしまいました。結果、快適だったはずの部屋は一瞬にして焼き討ち状態!
メーカーに問い合わせたのですが、15年前のエアコンなので部品がない可能性が高く、あったとしても修理に約10万円かかるという始末。新しいものを買おうにも、エアコンの設置工事を行うことができるようなスペースを空けるためには重い机をどかさなければならず、机をどかすような重労働を行うためにはクーラーがないととてもやっていられないという有様。
ということで、現在絶賛心頭滅却中です。私が実践している心頭滅却の一例をご紹介します。
- 窓を全開に
- 扇風機を最強に
- 濡らした手ぬぐいを首に巻く
- 氷水を飲む
- たまに祈るようにエアコンのスイッチを入れてみる
夏はこれからは本番なのに、本当に勘弁してください。
試しに火の中入ってみてください
死ね