Twitterロック騒動の答え合わせ(真面目な方)

ここ数日のTwitterアカウントロック騒動のまとめです。(連日Twitterの話ばかりで申し訳ないですが)

ここ数日のブログを読んでくださっていた方はご存知だと思いますが、3月17日ぐらいから、ぼくのTwitterアカウントがロックされまくっていました。普通にTwitterをしていただけでです。

ロックを解除してもまたロックされたり、そもそも解除を受け付けてもらえなかったりもしました。もちろんぼくは何も違反行為をしていません。ちなみに今現在もロックが解除されていません。

まあ、普通は思いませんよね。普通にTwitterをしている中に、Twitterがロックされるような罠が仕掛けられているなんて。

そう、一連のアカウントロックの原因が、なんと「普通にTwitterをしていたこと」である可能性が浮上したのです。

今日は長文ですが、ぜひ最後まで読んでください。いかにTwitterの運営が杜撰であるかを、共に分かち合おうではありませんか。

「コロナ」ツイートで垢ロックの可能性

ツイートとは、自分の思ったことや感じたことを、短文でタイムラインに放り投げることです。

具体的には、食事や政治、趣味やペット、交友関係などから「うんこ」などの一言まで。Twitterには、ありとあらゆる内容が日々飛び交っています。

さて、ここ数ヶ月世間を賑わせている新型コロナウイルスについて、何も思ったり感じたりしなかった人はいるでしょうか。

おそらく、いません。猫も杓子もコロナコロナ言ってるんだから。

となると、Twitterやってる人間は、当然ツイートするわけですよ。 「コロナやべえな」「〇〇県でコロナ出たらしいよ」「もうコロナの話ばっかりでうんざり!!」ってね。

これがいけなかったようで

僕自身の体験や様々な証言・状況証拠をもとに推測するに、アカウントによって若干の差はあれども、どうも『コロナ』という文字列を含んだツイートをすると無条件でアカウントがロックされるようなんです。

一部界隈では、わざと「コロナ」とツイートしてロックされるかされないかを競う、チキンレース状態になっています。

にわかには信じがたいですよね?ぼくも藪から棒に言われても信じないと思います。

しかし、多くのアカウントが「コロナ」発言で凍結されている事実があるのです。その例をいくつかご紹介します。

なお、「『武漢』を含むツイートで凍結された」という報告もありますが、私自身の目で確認したわけではないので、こちらについては扱いません。

多数の実例が

以下に取り上げるものは全て、「コロナ」と言った瞬間にロックされるのを、私がリアルタイムで目撃した実例です。

まずこれは僕です。相変わらずロックを解除できないので、新しくアカウントを立ち上げる羽目になりました。

ぼくのフォロワーです。

いろいろと賛否ある運行状況発信アカウント、とれいんふぉです。

他にも十数件目撃していますが、まったく知らない人だったりするので掲載は控えておきます。

実例とはいっても、あくまでもすべて状況証拠です。しかし、これを裏付けるような情報はまだあります。

Twitterはフェイクニュース対策を強化していた

Twitterは、コロナウイルス関連のフェイクニュース対策として、削除対象となるツイートの範囲を拡大したと発表しています。米国時間で3月18日のことです。

(参考 : Twitter、新型コロナ関連で削除対象とする偽情報ツイート範囲を拡大 – ITmedia NEWS)

これはアカウントロック騒ぎが始まるタイミングとほぼ一致しています。

「『コロナ』とつぶやくだけでアウト」とは明言されていないものの、「コロナ」関連で何らかの措置が始まったことは明らかなようです。

Twitter社は自然言語を処理する心構えが足りない

違反ツイートを自動で規制したいと考えるならば、ユーザーがツイートに自然言語を使っている以上、 Twitterの運営には自然言語を処理することが求められます。

今回のような、「特定の文章がガイドラインに違反しているかどうか」の判定は、ごく簡単に説明すると一般的には以下のようなアルゴリズムで行われます。

  1. たくさんのサンプル文章を用意する
  2. それらを人の手でOK/NGに分類する
  3. 分類されたそれぞれの文章を、品詞単位に分解したり、単語同士の繋がり方を解析したりしてデータベース化する
  4. データベースをもとに対象となる文章を解析。OKとNGどちらのデータベースに近いのかを確率論的に計算する
  5. 計算結果の数値によって結果の正確度がわかるので、閾値を設けるなり何なりして有用な結果のみを採用する

一方でTwitterが採用しているアルゴリズムは以下の通りです。

  1. 「コロナ」を含むツイートをしたら違反判定

は?

言葉も出ません。大手Webサービスがやることとは到底思えません。

だいたい、これだけ世間がコロナで大騒ぎしている中、「コロナ」って単語を使っているのがフェイクニュースを流す人だけなわけがないじゃないですか。

そういった点でも、このアルゴリズム未満の何かには欠陥しかないことがお分かりいただけると思います。

やる気がないか頭が悪いか、そうでないのなら意図的に言論を封殺しようとしているとしか思えない。

明らかな矛盾

それからもう一つ。

先ほど貼ったニュースのリンクでも紹介されていましたが、Twitter社は「当局からのガイダンスの否定」を禁止し、削除する方針としています。

(当局の言うことが常に正しいかどうかはここでは置いておいて、) 一般的に当局の情報は信頼できるソースであるので、そちらを信じるべきだという考えからでしょう。

さて、くどいようですが、僕がロックされるきっかけになったツイートをもう一度見てみましょう。

思いっきり公的機関のリンクが貼ってある

なんですか、青梅なんて田舎の市は公的機関じゃないとでも言いたいんですか。ヘイトスピーチかよ。

URLなんてTwitterのお得意な単純一致で判定できますから、公的機関のサイトを違反対象外とすることは容易なはずです。

もちろん、「公的機関のURLぐらい、すべて把握しておけ」と言うつもりはありません。が。

全国自治体マップ検索 (地方公共団体情報システム機構)

私がちょっと検索しただけでも、全国の自治体のURLを一覧にしているデータがすぐ見つかりました。お得意の自動化で、これらすべてをホワイトリストに追加することぐらい、3秒あればできることですよ。

電話番号が使えない!どうすればいいの?

続いてはロックされてしまったあとの話です。

電話番号を認証する画面に遷るのですが、どうも1つの電話番号につきアカウント2個以上は認証できないらしいのです。昔は電話番号の登録と削除を繰り返せばいくらでも認証できたんですが・・・。

この制限に引っかかると、「サポートされていない電話番号です」などと表示され、それ以上進めなくなる場合があります。

それでもアカウントを復活させたい場合は、フォームから異議申し立てを送ることができます。

このフォームでメールアドレスを登録すると、自動送信のメールが来ますので、何かしらを書いてそれに返信してください。この返信の工程を忘れてしまう人が多いので気を付けてください。

これで数時間~1週間でロック解除されるはずです。少なくともぼくはこれで解除されたことがあります。解除されないこともあるようですが、やらないよりマシです。今も異議申し立てを送って受理待ちの状態です。

これでダメだったらもう知らない。ごめん。

まとめ

いかがでしたか????????????????????

Twitterの杜撰な実態がお分かりいただけたと思います!今後のアップデートに期待ですね!!!!!

・・・長年Twitterをやってる経験からすると多分期待するだけ無駄です。諦めましょう。

とりあえずTwitter社は早くおれにアカウントを返してくれ。

結論:Twitter社はおれにアカウントを返せ。

Kasumi

投稿者: Kasumi

東京都青梅市在住。鉄道マニア。

「Twitterロック騒動の答え合わせ(真面目な方)」への11件のフィードバック

  1. つまりは太陽のコロナについて言いたいときは「太陽の」って付けなならんのか、これ一番の被害者太陽じゃん。
    ほんと近頃の地球人は自然に対する感謝が足りんな。今日中に滅びときゃよかったんだ。

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