突然ですが、「まいまいまいごえん」というコンテンツをご存知ですね。
「まいまいまいごえん」はサンリオによるメディアミックス作品で、ブラウザゲームや漫画、音楽などといった媒体で展開されています。公式の説明文によると、「生きづらさを感じる現代に寄り添う、多様性を肯定し受け入れる物語」らしいです。
まあこういう感じのキャラクターたちが活躍するコンテンツなんですが、これ、自分でも引くほどハマってしまいました。キャラクターが可愛らしいは見ての通りですが、何より話がとても良くできているんですよ。
ただ、「サンリオ」という情報は一旦抜きにして考えたほうが良いかもしれないです。この見た目でデスゲーム要素ありなので。
※「デスゲーム」とは言いつつも、これはそれ以外に適切な単語がないことに起因する消極的表現であって、厳密には「本作においての脱落=死」ではありません。また、本作品においてデスゲーム的要素は本作品を構成する一部であって本質ではないと考えています。そのため、当ブログでは以降、「ゲームに失敗したキャラクターが退場する」ことを一貫して「脱落」と表記します。(面倒臭いオタクなので)
まあ、この記事の目的は布教ではありませんので、これ以上のことを知らない場合は各自で調べてください。
本稿のメインは、私が如何にしてまいまいまいごえんを認知し沼に深く引きずり込まれることとなったかの自分語りとなります。
本来こういうのは同じコンテンツが好きな人同士のコミュニティで盛り上がる類の話だとは思うんですけど、私の交友範囲にはリアルでもネットでもまいごえんに触れている人がいないので、こういう所に書き捨てておくしかないのです。哀れな化け物の独り言だと思って聞いてください。
極めて個人的な話なので、興味ねえよって方は読まなくてOKです。今後、ストーリーや楽曲の感想や考察の記事も投稿予定なので、本稿よりそちらの方を読んでいただけると嬉しいです。
私と「まいまいまいごえん」の出会い
認知
私がその存在を知ったのは2023年頃のこと。私の一番好きなボカロPのMIMIさんという方がいるのですが、その方の曲を色々漁って聴いていた時の事です。
MIMIさんの曲「ポシェット」をYouTubeで聴いていた時のこと、ふとそのコメント欄を見ると、「ゾーヤ」なる人物についての言及が多くありました。
「まいまいまいごえん」の「ま」の字も知らなかった当時の私は、当然ながらゾーヤが誰なのかわかりません。MIMIさんの曲のMVには曲ごとにオリジナルキャラクターが登場することが多いのですが、そのキャラクターの名前が公開されていることはなかったので、かなり気になったのを覚えています。
調べてみると、どうやら「ポシェット」はサンリオとのタイアップ曲のようで、「ゾーヤ」とはそのキャラクターらしいということがわかります。
その当時は、「サンリオもボカロPに依頼する時代なのかー」と思い、他のまいごえんタイアップ曲を聴きはしたのですが、まいごえんそのものに触れることはしませんでした。(大判断ミス)
ただ、「ポシェット」をはじめとしたタイアップ曲を聴くたびに、なんとなく「まいまいまいごえん」のことが脳裏をかすめるようにはなっていました。
漫画を試しに読んでみた
しばらくして、きっかけは忘れたんですが、試しになんとなく漫画版の無料公開分を読んでみました。衝撃を受けました。
「サンリオ」と聞いていたのに、まさかデスゲームをお出しされるとは思わんじゃないですか。
とはいえ、その時は「サンリオもデスゲームする時代なのかー」で終わり、それ以上深入りすることはありませんでした。(大判断ミス②)
別に取り立ててデスゲーム物が好きなわけではないですしね。今思うとデスゲーム的要素はこの作品の一部であって本質ではないと思うんですけど、やっぱり初見の印象はそういう感じでした。
ゲームに触れるまで
月日は流れて2024年11月。TwitterのTLを眺めていたところ、MIMIさんによる以下のツイートが目に入りました。
当時の私は追っていた諸々のコンテンツが一段落した時期だったという事情もあり、「完結したんならゲームやってみるか」と思い至ったのでした。(大英断)
また、「ゲーム版」と聞いて、私は無意識のうちに、アプリのインストールが必要な、所謂「ソシャゲ」のような形態をイメージしていました。ですが、まいごえんはダウンロード不要のブラウザゲームでしたので、このことも「プレイしてみるか」という気持ちになれた大きな要因でした。
まとめると、プレイ直前の時点での私の知識は以下のような感じでした。
- ゾーヤは知ってる
- 漫画版1話は読んだ
- とはいえゾーヤ以外の登場人物については顔と名前が一致しない
- 漫画とゲームでは脱落するキャラが違うらしいことは知ってる
- 脱落=死だと思っている
- 曲は「ポシェット」以外にも何曲か聴いた
- 交友範囲でまいごえんに触れている人はおそらく皆無、受動的にも能動的にも上記以外の情報収集はしていない
ゲームに触れてみて
一度プレイしてから沼にハマるまではもう一瞬でした。平日の終業後に2話分プレイするのを3日ぐらい続けて最終話まで一気に完走しました。めちゃくちゃ良かったです……。
具体的にどのシーンがどう良かったかみたいなのは今ブログ記事として絶賛まとめ中ですが、とにかく本当に良かった。
冒頭でも少しお話ししましたが、まいまいまいごえん、ゲーム版のストーリーがとてもよくできています。ゲームという媒体ならではの表現を最大限に使った演出がすごく良いんですよね。聞けば有名なゲームクリエイターの方が作っているそうで、納得の出来栄えです。
正直に言うと、最初のうちは「マルチエンディングじゃないのか~」などと思いながらプレイしていました。ただ、物語に惹き込まれ、最終話までの美しい流れを見せられてしまうと、いつしかそのような考えはなくなっていました。文句のつけようのない素晴らしい正史だなと思います。(ベタ褒め)
その後すぐ、どうもゲーム版と漫画版は補完関係にあるらしいというような情報を聞きつけ、すぐに漫画全巻が生えました。
その後ゲーム版をもう1周しました。なるほど確かに漫画とゲームで互いを補い合っているような要素がありました。ゲームには漫画ネタ逆輸入セリフもありましたしね。
そしてまだ聴いていないタイアップ曲があったので、全部聴きました。ストーリーを全部知っている状態で聴くとマジで良いですね。曲についてもいずれ、全曲分の感想などを書く予定です。
さらに、ドはまりした丁度その時期に、アニメイトでまいごえんフェアが開催されていたので、行ってきました。
もうアニメイトなんて何年も行っていなかったのですが、久しぶりに行きました。
買ったものからお察しの通りゾーヤとダイヤ推しです。
ゾーヤからまいごえんにに行き着いた民なので、正直に言えば最初からゾーヤはちょっと贔屓目に見てましたね。それを抜きにしても推しになってたとは思いますが。
まあ正直言って全員好きなんですけどね。100点満点中1点分ぐらいの差しかないと思います。この辺り、漫画とゲームでそれぞれのキャラクターについてちゃんと丁寧に描かれていたのが大きいと思います。
はい。
まとめ
いかがでしたか?
ということで、今後しばらくはずっとまいごえんの話をし続けると思います。お付き合いお願いします。いや別に付き合ってくれる人がいなくても勝手にやりますけどね。
いまいちまとめ方がわかんなくなっちゃいました。記事はこれで終わりです。次回以降は、1話から順番に、ゲームのストーリーの感想や考察を投稿していきます。