「まいまいまいごえん」語り ゲームストーリー編 3話 (ネタバレ有)

3話

「子どもたちのわかれ」ってタイトルからしてロクなことにならん臭いがムンムンしますね。まあ実際には他の回に比べたらマシなんですけどね。(感覚麻痺)

本当だよ

3話の物語は、2話ラストでハヤテが投げ捨てたクレヨンを岡田が発見するところから始まります。

ハヤテを追いかける岡田。

しばらくはプレイヤー操作で岡田をマップ中あちこち移動させながらハヤテ探すことになりますが、どこを探してもハヤテはいません。こういうところも、どこにいるのかも分からないハヤテを探す岡田の気持ちを追体験できるようにできていて良いですね。良くはないんだが。

メダルより仲間との友情を選んだマモルとリンリンの脱落を受けて、ハヤテは仲間を頼ることより自力で脱出することを選びました。

でも、多分ですが、ハヤテは周りをよく見ているので、今後同じようなことが何度も起こることや、自分のせいで誰かが脱落するかもしれないということも想定していて、それが一番嫌だったんじゃないかと思ってます。本当に園児か?(定期)

ハヤテの覚悟は固い。

それに呼応するように、他の面々も次々と岡田の元を離れていきます。

シンタ・ワタル・ハヤテ・ユズリハ・マドカが岡田の元を離れて単独行動を開始。休憩所の岡田の元には、ヒカル・マリア・ゾーヤ・ダイヤ・カナタ・ライオン・ライムが残っています。

カナタによって、それぞれオオカミさんチーム・ヤギさんチームと命名されました。

オオカミさんチームをどうしよう?という話になりますが、

またしてもどちらも選べない選択肢です。

この場では結論は出ず、とりあえず、園内の見回りをして名簿を更新していくことになります。

んで、ライオンが休憩所に残ったヤギさんチームのリーダーになりました。うわあああああ

幼児退行(?)していたルミ先生が喋るようになりました。

成長したみたいです。そうなの?

また、ライム・アキ・ダイヤはアトラクションに挑戦したいと言い出します。ダイヤ最初はこんなに怖がってたのに5話であんなに勇気ある行動できたのすごくないですか?それはまた後で語りますけど。5話めっちゃ好きなんですよね。

ライオンが場を取りまとめます。

アキ心をくすぐるワードチョイス。

休憩所を飾り付けようという話になりますが、どうしても漫画版おたのしみ会を思い出さずにはいられません。というか、漫画版アキ脱落シーンってなかなか救いがないですよね。マモルとリンリンの時と違ってメリーバッドエンドですらないという。

さて、この後岡田は、休憩所の外にいるオオカミさんチームの様子も見て回ることになります。

心配でしかない。空元気ですよね、絶対。

ここのワタルの「……」も、2人の関係性を分かってから見ると「ああ……」となりますね。

カエルタマゴたたきは実際にミニゲームができます。デミの正体が分かってる今となっては、ちょっと叩きにくい。存分に叩きますけどね。3話でメダルを稼ぐ方法はこれしかないんで。

ちなみに売店でハリセンを買うとデミを叩く音が良くなります。他の効果はないみたいですが、心なしか得点も良くなるような気もします。

さて、今はオオカミさんチームを見回っている最中なのですが、

なんとゾーヤがいます。

初見プレイ時、ヤギさんチームであるはずのゾーヤが外に出ててびっくりしたのを覚えています。ゾーヤまで出て行っちゃうのかと。

ゾーヤはみんなを気にかけて動いていただけでした。よかった……

実際ゾーヤは一人でも何とかなるとは思いますが。

岡田も心配される対象に含まれているのおもろい。センセイは迷子だから……

ゾーヤはちょっと出ただけといった感じでしたが、さっきまで休憩所に残っていたカナタは単独行動を始めてしまいました。

オオカミでもヤギでもなく、コウモリを自称します。

とはいえ、オオカミさんとは違って休憩所に戻ってくるつもりはあるようです。

ウッッッッッッッッ!(4話を思い出し死去)

園児に痛いところ突かれる岡田。

カナタって、普段はヒナタと2人だけの世界に閉じこもっちゃってますけど、しっかり周りを見ているんだと思います。だからいちいち核心的なことを言ってくるんでしょう。本当はみんなと一緒にいたいのかなって思うとかわいいですよね。

続いてキララビ前のユズリハ・マドカの元へ。

キララビ前ではマドカが一人で待機していました。

こういうとこ、本当にリアリストですよねマドカ。

ユズリハは一人でキララビを突破していました。すっげえ……

1話でキララビをクリアしたかに見えたカナタも、本当はクリアしたフリをしていただけでしたので、キララビをクリアしたのってユズリハが作中唯一なんですよね。

マモルとリンリンの脱落は(仮にも)同じ戦隊のマドカにも影を落としています。ただユズリハについて行っているわけではないことが伺えます。

私もこういう、世の中で美談とされるような物語に反発したくなるようなお年頃の時期がありました。子供ってこういう時期ありますよね。にしてもこの子らはこうなるにしても早すぎるだろ

ちなみに私、今となっては「人に頼れることが本当の強さだ!」みたいな作品でボロボロ泣きがちです。ほんと涙腺が弱くなって困ります。歳はとりたくないものです。

最後にハヤテの元へ向かいます。

忘れるわけがないんだよなあ……

岡田は色々説得しますが、しかしハヤテの決意は固いようです。この後、ゲーム上ではオオカミさんチームの面々も含めてメンバーの好感度を上げることができますが、ハヤテだけは好感度を上げることができなくなっています。

ここ、初見プレイ時はただの一匹狼なんだと思ってましたけど、最後までプレイしたり漫画版を読んだり曲を聴いたりすると、だいぶ印象が変わりますね。

楽しそうに話すライムをニコニコしながら見守るおねえたま。

この後、ゾーヤとマリアと岡田でアトラクションに挑戦するという話になります。

ゾーヤ良い子だね……

……ですが、このアトラクションの話はカットされてしまっています。おい見せろよ、ゾーヤとマリアと岡田で挑戦したアトラクションの様子をよ……

カットされていましたが、余剰分14枚をヤギさんチームに分配できるぐらいには稼いできたようです。

ウッ!!!!!

カナタさっき戻ってくるって言ってたのに居ねえじゃねえか!!!!!!!!!!!!!!

ここでメダルの分配タイム。プレイヤーが分配させられます。どうするのが正解なんだよ。

あとライオンはやっぱりライムに多く分けてほしいって思ってるんでしょうね。

さすがの岡田もライオンを気にかけます。

……

……

涙止まらん。このスチルいいよね。

岡田ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

この後、ユズリハの過去回想シーンが入ります。

ユズリハの日頃の言動は、元モデルの母親の姿を追いかけていたものでした。

ユズリハ母かっけえ……

子供の頃に親に言われたことって結構自分の世界に影響与えますもんね。なにしろ子供にとって世界=家庭と言っても過言でないぐらいなので。自分もガキの頃に親から言われたことって結構覚えてます。この子らと同じぐらいの歳の頃のことで言うと、リビングの電気を高速でON/OFFしまくって遊んでいたらバチクソ怒られたのはよく覚えています。(あじさい保育園の子供たちと比べてしょうもなさすぎて泣ける)

どうでもいいですけど右下の机の上で熟睡してるマドカいいですね。どこでも寝れるどころの騒ぎではない。

普通にさっきプレイヤーが分配した枚数が反映されています。ここで脱落者が出るような分配にしてたらどうなるのでしょうね?興味はありますが試していません。まあ流石にその日の集金も凌げないような分配方法は選べないようになっていてほしいですが……。いくらなんでも自分の手で脱落する子を選ぶような真似はちょっと怖くてできないですね。

翌日目を覚ますと新しいアトラクションができていて、オオカミさんチームが集まっています。

ついてくるのかわいい(定期)

すごい。

ハヤテに認められて嬉しそうなユズリハ。一見微笑ましいシーンですが、3話の結末を考えると……ウッ……

お前はシンタ以外に付いていく気はなかったやろがい!!

ワタル的には軽口的な感じなんでしょうが、シンタは言われないとわからないぞ!!

この新しいアトラクションの名前は「メリーゴーサーキット」。

カエルタマゴより先にゴールするだけでメダルが4枚も貰え、1位ならさらにもう1枚貰えます。

カナタは1位さえ取れば脱出可能な枚数。

デミ側の言い分では、ハヤテがここで説明を遮ったせいでルールを全て説明できなかったということですが、仮にここで説明を遮らなかったとして、まともな説明が聞けたかどうかは甚だ疑問ではあります。

こうして様々な思惑が交錯する中、メリーゴーサーキットは開幕します。

メリーゴーサーキットのBGM、めっちゃ好きなんですよね。

ちなみにゲーム中も色々会話はあるのですが、ゲームプレイしながらスクショまで撮るのは無理でした。

なんやかんやあってユズリハが暫定一位となります。暫定一位の人には無敵バリアが貰えます。これ、最終話にも出てくるんですが、初回プレイ時の私は不覚にもこれを忘れていまして、「えっ?何だっけ?」となってしまいました。

縦振動マドカすき

ここすき

↑この表情かわいい

一方、ハヤテのマシンはどんどん遅くなっています。

デミに近付きすぎると、マシンを直接破壊しようとしてきます。てか”執行”て。

そこへ、ユズリハが先程貰った無敵バリアで助けに入ります。

このやり取り良いですよね。

ユズリハの助けを得て、ハヤテは形勢を立て直します。

そうだね……

さて、ユズリハがすっかり後方に沈んでしまい、様子を気にするマドカと岡田。ようやくユズリハの姿が見えたと思ったら……

ユズリハが少しずつ石化していきます。いろいろ言いたいことはありますが、まずアザの位置から石化してるように見えるの多分意図的だろうから本当に最悪だと思う。というか園児を石化させるんじゃあないよ。今までの犠牲者たちが一瞬に卵になったのに対して、少しずつ石化していっているのがより惨いと思うんですよ。

ユズリハの助けがなければ恐らくハヤテがこうなっていたということでしょう。

そして、ユズリハは自身の不調を隠していました。

あまりにも残酷なゆぅろぴあ。

あんだけ追っかけてたユズリハの大ピンチなのに、どこか冷めてんなあ~と思ってしまいました。カッコいいユズリハを見てるときとえらい違いじゃないですか?さっきは縦振動してたのに。あれぐらいの熱量で心配してもおかしくないはずですよ。まあもちろん何か思う所はあるんだと思いますけど。

ただただかわいそう。正直3話の脱落シーンって、他の話の脱落シーンと比較してもトップクラスにキツくないですか?後味が悪すぎて……

ダイゴロウも後味悪いっちゃ悪いですが、まあ正直人物像の詳細があまり描かれないままの脱落でしたので、私の受けるダメージは少なかったです。メタ的にはゲームでも漫画でも所謂「見せしめ役」にされてしまっているダイゴロウが一番可哀想とも言えますが。

他のメンバーの脱落シーンについても、マモル・リンリンは脱落と引き換えに大事な友情を守りましたし、4話以降の話にはなりますが、マリアはヒカルの気持ちを大切にしてライムを助け、ライオンはライムを脱出させ、マドカは最後に自分の本当の気持ちに気付くことができました。いずれも脱落の瞬間に本人たちはある程度満足しており、メリーバッドエンド的な側面がありました。

あと、シンタとワタルは脱落した話のうちに復活しましたから、あんまり絶望感はなかったですね。

一方でユズリハの脱落シーン。見方によってはハヤテを守ったメリバと言えなくもないのかもしれませんが、まるでアザを拡大するかのような石化と、最後に思い浮かべたママのこと、これはキツいですよ。しかもある程度ユズリハの内面や性格が描写され、こちらとしても感情移入できてきた頃合いでの脱落なので、尚更……。

で、デミ曰く「ハヤテが遮ったから言えなかったルールだ」と。でもあなたシンゾウ観覧車でも肝心なところはぼかしてましたよね?ハヤテが遮らなかったところで言わなかったんじゃないですか??

ユズリハが脱落してから明かされるお邪魔マークシステムの存在。

ハヤテは自分のせいだと自分を追い詰めてしまいます。

お邪魔マークはシンタにセットされます。

さすがゲーム脳。

辞めたサッカーの記憶からヒントを得て……いやほんと、何歳?サッカー始めてやめてるのすごくない?

このままではまた犠牲者が出てしまいます。

このシーンの音楽がね、また良いんですよ。3話の曲は良い。

そしてスチル。ハヤテの楽曲「ウルフ・ワルド」で「見せかけのこの牙」として描かれていたマスクを、ゲーム版で初めて外したのがここなんですよね。カッケエ~

タッチするとマークは移動し、石化も解除されるようです。そして石化がキャンセルされると再度石化が始まるまでには若干の時間があるようです。そして、その僅かな間に皆でパスを回しまくって全員でゴールするという作戦が立案されました。

↑かわいいね

ここからはプレイヤーが岡田以外も操作して、パスを回していくことになります。

ゲームの難易度ですが、まあ別に難しいことはないです。楽勝です。このまま1つも体力を減らすことのないままゴールでしょう。

あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!うっかり障害物にぶつかって体力を1個減らしてしまいました。ごめんワタル……

「はやめのパス、キボウなのら……!」←すき

カナタは1位を取れれば脱出のはずでしたが、この作戦で1位になるのは絶望的。そんな状況下のこのやり取り、好きなんですよね。

こんなリザルト画面見たくなかったっすよ。あと、最推しのユズリハが脱落したにもかかわらずちゃっかり1位取ってるマドカさん。

何もめでたかないんだよなあ

なんだかんだでカナタは脱出リーチです。(なお5話)

強く生きてほしい

「……。」ですか。今回の後半、マドカの心境がどうも読めない。おれの読解力不足でしょうね。

それぞれがそれぞれの感想を抱く中、ハヤテの姿はありません。

ハヤテは自分のせいでユズリハが脱落したことを気にしています。普通の人でも相当気にしてしまうと思いますが、ましてや人一倍周囲を俯瞰しているハヤテともなれば、尚更のことでしょう。

ハヤテは手持ちのメダルと今回の報酬メダルを合わせて脱出することができるはずですが、まあそうなりますよね。別にハヤテが妨害しなくてもデミは正確にルール説明してなかった気もしますが……

自分のせいで誰かが傷つくことをいつも恐れていて、そしてそれが現実になってしまったと捉えているハヤテは、ますます1人で行動することを固く決意してしまったことでしょう。

「俺は1人でいい」じゃなくて「俺の周りには誰もいなくていい」ですよ。本当に園児か?(定期)

この後ハヤテは6話で再合流するまでずっと単独行動することになります。

他のメンバーは休憩所に戻るようです。よかったのかな?でもなあ……ユズリハの最後があまりにもなあ……

最後に、謎の女性が岡田を監視しているシーンが流れて、3話は終了となります。

今回もかなりツラい話でした。ユズリハの脱落シーンがもうね。でもまあ2周目なので、1周目に比べたら気持ちは軽いですが。とはいえ見ていてしんどいもんはしんどいですね。早く最終話について書きたいものです。

次回

4話分:執筆中 公開日未定

Kasumi

投稿者: Kasumi

東京都青梅市在住。鉄道マニア。

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